ものを大事にする
世の中は、モノであふれています。使い捨てのモノもあれば、代々受け継がれるモノもあります。小さなモノもあれば、大きなモノもあります。安いモノもあれば、高いモノもあります。私たちは、様々なモノに囲まれて暮らしています。”ものをだいじにする“というのは、手元にあるモノを大切に使うことだけではありません。これから買うモノについても、本当に必要なのかどうかを考えることも、ものをだいじにすることになると思います。
どうすればモノをだいじに出来るのか?
一つの方法は、長く使うこと。使い古すまで使い、傷んだ部分を直したり補強したりしながら、大切に使い続けることです。長く愛用しているモノは、その人の体の一部のようになり、手放せない相棒になると思います。日本では「モノに魂が宿る」と言われることがありますが、親密で深い関係となるモノがあれば、モノに魂が宿るという意味が納得できると思います。
一方で、モノをすぐに処分して、新しいものに買い替えているとしたら、モノに対する愛情が欠けているのかも知れません。自分がお金を支払っているという理由や、自分の気分に合わせたいという理由、使い捨てを前提にしてしまっていることなど、自分の都合を優先して、モノに対する尊重や敬意が足りないのかも知れません。
ものをだいじにすることは地球環境にもよいこと
地球は1つです。現代人の無制限な行動は、地球上の動植物だけでなく、自分たちにも悪い影響を与えます。地球環境の悪化を、自分たちの責任だと認め、持続可能な発展を目指すために、地球環境と動植物の共生について学びましょう。
この話は壮大に聞こえますが、日常で使ったり着たりする身近なものを大切にすることから始めることができます。このような考え方が広がれば、地球環境が改善する兆しを、生きているうちに感じることができるかもしれません。
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