安全第一
兎にも角にも『安全第一』です。どんなに楽しいことも、どんなに熱狂的なことも、どんなに善い行いも、事故に遭ったり怪我をしてしまっては台無しです。すべてにおいて安全を最優先しましょう。
空を見上げよう!
ごみ拾いは、環境にも健康にも良いことです。街や海や川の美しさを取り戻すだけでなく、軽い運動やリラックスにもなります。ごみ拾いを始める前には、空を見上げて深呼吸しましょう。そうすると、気分がスッキリします。気持ちをリフレッシュすることも、ごみ拾いを楽しむコツの1つです。
「安全第一」と「空を見上げよう!」を合言葉に、以下の楽しむコツを参考に、ごみ拾いを楽しんでください。
ごみ拾いを楽しむ
コツリスト
まるで宝探しだ!
ポイントは2つ
1) 次から次に見つかるごみ
2) いつの間にか夢中になっている
街でごみ拾いをするとき、交通量の多い場所や人の出入りが激しい場所では、ごみが集中していることに気づきます。交差点やコンビニ、バス停や鉄道の駅、駐車場や自動販売機の近くなどは、特にごみが目立ちます。これは非常に残念な現実ですが、私はごみ拾いを宝探しに例えて、楽しくやっています。ごみ拾いをすることで街をきれいにするだけでなく、ごみ拾いを宝探しのように捉えることで、自分自身も楽しむことができます。
アプリでポイント
ゲットだぜっ!
ごみ拾いをすると、環境だけでなく自分の健康にも貢献できます。それだけでも素晴らしいことですが、もっと楽しくごみ拾いをしたいと思いませんか。歩数に応じてポイントが貯まるアプリを使ってみましょう。ポイントは商品やサービスに交換できたり、電子マネーや暗号通貨に変えたりできます。以下はそのようなアプリの一部です。他にも歩数でポイントが稼げる面白いアプリがありますので、ぜひ探してみてください。お気に入りのアプリが見つかったら、ぜひ教えてください。
TNR+Dで達成感を!
ごみ拾いを続けるのは、思ったより大変です。だからこそ、やる気を維持するためには目標が必要です。ごみ拾いの時間 Time やごみの数 Number で目標を決めるのもいいし、活動範囲 自宅などの出発点から半径 Radius ○○メートル という目標を作るのもいいでしょう。また、曜日や3の倍数の日など、日付 Day で目標を設定するのも良い方法です。どんなに小さな目標でも、達成したときの喜びは、やる気になります。自分に合った目標を見つけて、モチベーションを保つ工夫をしてみましょう。
ごみ拾いも心技体
ごみ拾いをするときにも、心技体のバランスが大事です。バランスが崩れると、長く続けられません。無理をしないで、自分のできる範囲で続けることが大切です。心技体の調子を整えて、ごみ拾いを楽しむようにしましょう。そうすれば、ごみ拾いだけでなく、他のことにも心技体のバランスを気にかけるようになり、生活の質も向上するかもしれません。心とは、自分の心に正直になることです。技とは、周りの人や環境に配慮すること、そして所作のしなやかさです。体とは、睡眠や休息を十分にとれた状態のことです。武道ではありませんが、武道で学んだ心技体のバランスを意識して、ごみ拾いを楽しみましょう。
見落とし少なく
11 & Z & 8 法+4Dot
ごみ拾いをする際には、見落としを防ぎたいものです。そのために考案したのが、見落としを減らす目線の配り方 11 & Z & 8法 です。まず11(イレブン)法とは、進行方向の先をざっと見渡して、大きめのごみを見つける方法です。自分の周りの左右2~3メートル程度の範囲で、進行方向50メートルぐらい先までざっと見渡します。これで、大きいごみがどこにあるかを把握できます。次にZ(ゼット)法とは、11法で見渡した先から手前に向かってジグザグに視線を戻してくる方法です。11法では見つけられなかったごみを探すのに効果的です。そして8(エイト)法とは、自分の足元周りのごみを見つける方法です。数字の8の字を描くように縦長にくるくると視線を回す場合と、∞(無限大)のように横に8の字を書くように視線を動かす場合があります。これで、見落としを減らせます。この方法は、街中でも海岸でも使える方法です。そして+ 4Dot(フォー ドット)とは、街中の交差点で使える目線の配り方です。自分がいるコーナーから始めて、順番にコーナー付近のごみを探します。11&Z&8法は、歩きながら視線を動かす方法ですが、4Dotは、交差点の一角で立ち止まり、順番に確認する方法です。交差点内は、車やバイク、自転車などが突進してくる危険があるので、安全のために立ち止まって行います。これらを繰り返すことで、見落としの少ないごみ拾いができ、満足感が得られます。
街の場合
海岸の場合
記録する
ごみ拾いをしたら、記録するようにしましょう。記録することで、モチベーションを維持したり、続けやすくなったりします。記録の方法は簡単なもので構いません。例えば、ごみ拾いをした日にカレンダーに印をつけたり、スマホの予定表やカレンダーに書き込んだり、アプリを使って拾ったごみの数や量を記録したりするのもいいでしょう。私は拾ったごみの量(=収集袋の容量)をエクセルに入力し、グラフ化して楽しんでいます。どんな方法でも良いですが、記録をすることが大切です。将来、その記録を見返したときに、自分をほめたり、誇りに思ったりできると思います。誰もができるけれど、誰もはやらないごみ拾いですから。
SNSで発信する
みなさんにお願いがあります。
街や海岸のごみ拾いをしたら、SNSなどでシェアしてください。ごみ拾いの様子を多くの人に見てもらうことで、環境意識を高めるきっかけになり、もっときれいな街や海岸に出会えるチャンスが増えるかもしれません。
今は、街にポイ捨てごみがたくさんあって、海岸にはマイクロプラスチックやごみがいっぱいです。見て見ぬふりをしている人も、ごみ拾いの写真や動画を見ると、気持ちが変わり、ごみを拾うようになるかもしれません。海洋プラスチックごみ問題など、地球環境問題を解決するには、みんなの協力が必要です。問題を悪化させている人も、問題を解決する人の仲間になれば、持続可能な社会ができるかもしれません。
ちなみに、投稿の際、#きれいな街からきれいな海に を付けて発信いただき、ご連絡いただけると嬉しいです。
ボランティア袋の活用
ごみ袋は、自治体によっては有料の場合があります。私が住んでいるところもその一つです。1枚あたりの値段は安いですが、毎日使うとなると、やはり気になりますよね。そこでおすすめしたいのが、ボランティア袋の活用です。これは、自治体や団体が、美化活動などのために無料で提供してくれるごみ袋です。私も、街や海岸でのごみ拾いには、ボランティア袋を使わせてもらっています。たかがごみ袋。されどごみ袋。みなさんの住んでいる地域でも、自治体や団体からボランティア袋を提供してもらえるかもしれません。ぜひ、問い合わせてみてください。