マイクロプラスチック

 これらは、神奈川県 平塚海岸 高浜台付近の砂浜で採取したマイクロプラスチックです。
  左が500ml ペットボトルに採取したマイクロプラスチック
  右が900ml ペットボトルに採取したマイクロプラスチック

 いずれも1時間前後でこの量になりました。驚くほどたくさんのフレーク状のプラスチックが落ちています。元が何だったのかが分からないくらいに小さく砕けています。色もとてもカラフルです。

 プラスチック片の多くは海で捨てられたのではなく、街のごみが川を伝って海に流れ出て、その一部が、波や風により海岸に打ち上げられているのだと考えられます。

 海岸でちょっと拾うだけでこれほどのプラスチック片が落ちているということは、海の中はもっと多くのプラスチックがあり、2050年に魚の重さを超えると言われている話にも、合点がいきます。

 5mm未満 が正しい理解だが、日本語の記事や投稿では、5mm以下という表現が用いられていることが多い。

 未満とは、より小さいと同義で、その数値を含まずにある数値より小さいことを示す。一方、以下とは、その数値を含んだ小さい値を示す。

 マイクロプラスチックに関して、5mm未満だろうが5mm以下だろうが、特に問題になる話ではないと考えるが、原文を正確に理解しておきたいとの思いから、ここでは5mm未満のプラスチック片のことをマイクロプラスチックと呼びたいと思う。

 ちなみに、以下や未満、以上やより大きいという状態を、図や数式で表すと下記となる。今回のように、smaller than は、その数値を含まないので x < a となり、白丸○表記。以下のように、その数値を含ませる場合は、x ≦ b となり、黒丸●表記となる。

関連情報リンク

もっと知りたい海洋プラごみ関連情報プラットフォーム