プラスチック摂取量を下げたい!
書いておきながら「そうそう、下げないとね!」という風にはならない現実があることは承知しております。しかし、人体にとって不要なプラスチックを、様々な機会で口にしてしまっている現実があるからこそ、少しでも体内に取り込む機会を減らしたい。個人の行動で、その機会を減少できることに取り組もうと思う。
杓文字 ~ しゃもじ
しゃもじをプラスチック製から木製や金属製に変えること。たったこれだけで、下記2点が達成できます!
1) マイクロプラを口にする機会の減少
2) 地球温暖化をこれ以上促進させない
杓文字の買い替えタイミングは「ご飯がくっつきやすくなったかどうか?」。最初はくっつかなかった杓文字が、時間の経過と共にご飯がくっつきやすくなります。恐らくプラスチック表面粗さによる影響で、プラスチック自体が削れたりコーティング材が剥がれたことが原因だと考えられます。その多くは洗浄時に廃水として流れ出るので、ご飯をよそう際に茶碗に紛れ込む杓文字由来のプラスチック量は本当に微量だと思います。しかし、摂取機会を少しでも減らすことができます。
地球温暖化の促進を抑制したい!
そして同時に、プラスチック使用量を下げることも考えたい。恐らく、こちらの方が優先度が高いと思う。石油由来のプラスチック製杓文字を買い替え続けることは、地球温暖化を促進させているからだ。木製杓文字でも焼却によってCO2は出るが、再び木に戻ることでカーボンニュートラルとなる。一方、石油由来のプラスチックは、燃やすことでCO2が純増する。
我々が少しくらい不便を感じても、積極的にプラスチック使用量を下げて、少しでも地球温暖化の促進を抑制したい。
さいごに
「世界の知を学び、実践する」というタイトルで、私自身の実践事例を紹介させていただいております。サステナビリティや海洋プラスチックごみ問題などについて色々と調査すると、日々の我々の生活でも出来ることが多くあることに気づきました。特にシリーズ化しようと思っていたわけではないですが、私なりのアクションを紹介することで、地球環境問題と我々の生活が密接にかかわっていて、我々一般市民にも出来ることが多くあるという身近さを感じていただきたいと切に願っております。
みなさまからのアイデアやお便りもお待ちしております。