プラスチックやクルマの燃費に関する内容を通して、地球環境をテーマにした現状や対応方策をお伝えしてきておりますが、改めて「地球温暖化抑制の風を起こしたい!」というテーマで現在の地球環境の状況や、それをより良い方向へ変化させていく方策を、一般市民目線でお届けしていこうと思います。
はじめに ~ 風を起こしたい思い
猛暑日が続く2024年の夏。40℃超えのニュースに驚きつつも、なす術なしといった感じの声がチラホラ聞こえてきます。本当にそうなのでしょうか? 一般市民には何もできないのでしょうか?
ひとつ、そんなことは無いと心の底から思っている
ひとつ、そんなことは無いと心の底から思いたい
ひとつ、そんなことは無いと心の底で信じている
ひとつ、そんなことは無いと心の底で言い聞かせている
ひとつ、みんなが力を合わせれば何とかなるんではないかと思っている
ひとつ、みんなが力を合わせないと何とかならないんではないかと思っている
ひとつ、みんなが力を合わせることは案外簡単なことかもしれないと思っている
ひとつ、みんなが力を合わせることは意外に難しいことだと思っている
ひとつ、・・・
ひとつ、・・・
ひとつ、・・・ ・・・ ・・・
「 信じて 進みたい 」
矛盾する気持ちがありつつも、最終的には人の力を信じたい。信じて進んでいきたいと思います。
まずは現時点の課題を認識することから
・地球温暖化は 大人の責任です。
・子どもたちにこの負債を背負わせることは全力で避けなければなりません。
このような状況を作ってしまった原因は、我々身の周りに存在しています。しかし、無責任という看板を掲げた人の中においては、目に見えない同調圧力という巨人が襲い掛かり、気づこうとする力を奪い、同じ行動を無意識に励行し、新たな風を忌み嫌う。これほどに変化している地球環境に、自分は無関係だと言っているかのようである。
また、行動できない人々たちに共通するのは、傷口を舐め合う習性が強いこと。個々の知識は有していても、その物事をシステムとして考える力が弱く、有した知識を日々の生活で活用していこうという思いや気力がなく、常に一歩引いたところから正論っぽいことを言って自身の行動を正当化しているように強く感じる。地球環境における影響力の一端を担っているという認知力が著しく低く、個人の行動による影響力の低さなど自身がやらない理由をつらつら並べ立てては、企業や政治が率先して取り組むべきだと、自らが行動しないことを公言するほどの横柄さを備え持つ。
この状況をクルマで例えると、他人に対しては「事故を起こしそうになる前にしっかりブレーキを踏むべきだ」と岡目八目的な発言をしているかと思ったら、自身はアクセルを踏む快感に浸りアクセルを踏み続けている状況。信号無視どころか人をはねても御構い無し。挙句、ブレーキなんか必要なの?と言う始末。赤信号みんなで渡れば怖くないと大声で流布し合い、危険極まりない暴走車両だ。ブレーキを踏まないといけない状況でも、快感に浸り冷静さを欠いた状況では、ハンドルを切っての危険回避すらできない。
※誤解を招いたり、逆効果のリスクを考えつつも、事の重大さに気づいて欲しいとの思いから、美辞麗句を並べるのではなく、少し強い口調で記しました。ご容赦ください。
地球温暖化抑制の風を起こす一歩
IPCC(※) 6次報告書 @2023年3月20日発行 で示された、現在の科学から導き出された今後の予測です。いまからの10年における活動が、非常に重要であると示されています。
(※) IPCC; Intergovernmental Panel on Climate Change 気候変動に関する政府間パネル
この報告書は世界の知の結晶です。我々人類が獲得した知に、触れて、感じて、何をやるべきか、1人ひとりが考えてみてください。仮にその行動が、現時点は一般的とされていなくても、一歩を踏み出す勇気を持ってください。そして継続してください。きっと追従する人が現れます。( 私もそれを信じて、行動を継続し、発信し続けています Follow Me!! )
(※) 画像クリックで報告書ページにジャンプします
産業革命以降の気温上昇を1.5℃以内にしようという目標が設定されています。そうしないと、どえらいことが起きるからなんです。しかし、すでに1.5℃上昇相当まで上昇してしまっています。現状のまま行くと、どえらい気温上昇で、生物が生きられない環境を人間がつくってしまいます。
下記は IPCC 6次報告書の一部です。左側の上から順に、(a)気温上昇、(b)北極海の氷の面積、(c)海洋の水素イオン指数(pH)、(d)世界平均海面水位(GMSL) について、二酸化炭素などの温暖化物質を抑制するシナリオごとに示され、右側は (e)世界平均海面水位(GMSL) の2300年予測が示されています。グラフ(e) の注記には、温暖化物質の排出量が多い場合は、15mを超える海面上昇も否定できない と示されています。
どうか届いてください 多くのひとりに